もう1人採用しても、利益は残りますか?

採用後も利益が残るかは、増える固定費を増加する限界利益で回収できるかで判断します。

回答

採用の判断では、採用で増える固定費を、増員後に増やせる限界利益で吸収できるかを試算します。増員によって増えるMQが人件費の増加額を上回らなければ、採用によって利益が減るリスクがあります。

なぜそう言えるのか

採用は多くの場合、毎月必ずかかる費用(固定費)を増やすことを意味します。増員によってどれだけ売上が増える見込みなのか、その売上が実際にどれだけのお金を残すのかを試算しないと、採用して利益が減るのか増えるのかは判断できません。私たちが採用の相談を受けるときは、まずこの試算から始めます。

判断時の注意点

  • 増員によって本当にその売上増が実現できる見込みがあるか(すでに決まっている仕事のためか、これから開拓する売上のためかで判断が変わります)
  • 繁忙期対応であれば、パート・業務委託など、毎月固定でかからない形の選択肢も検討する余地があります

実際にはこんな支援をしています

  • 採用によって増える費用が、赤字と黒字の境目をどう動かすかを試算
  • 必要な増収目標を逆算して提示
  • 正社員・パート・業務委託など、費用のかかり方が異なる選択肢の比較

よくある相談

「今の人手不足を我慢すべきか、採用すべきか」という相談は季節を問わずいただきます。感覚で焦って採用する前に、一度数字で境目を確認することをおすすめしています。

こんな会社におすすめです

  • 人手不足だが、採用して大丈夫か自信がない
  • 増員のたびに利益が圧迫されている気がする
  • 正社員・パート・業務委託のどれがいいか迷っている

具体例

例えば採用によって月40万円の固定費が増えるなら、その人の採用によって毎月40万円を超える限界利益を増やせるかが一つの判断ラインになります。

関連するFAQ

自社の数字に当てはめて判断したい場合は、無料相談で状況を伺いながら一緒に整理できます。

出典

参考: 中小企業基盤整備機構 J-Net21「損益分岐点を使った目標売上高」

最終更新:2026.08.12