よくある質問

値上げしたらお客様が減りそうですが、それでも上げるべきですか?

約2分で読めます 最終更新 2026.07.12

「値上げしたらお客様が離れるかもしれない」という不安は、感覚のままにせず、数字にしてしまうのが一番早い解決策です。値上げすべきかどうかは会社の状況によりますが、「お客様の数がどこまで減っても利益を保てるか」を先に計算すれば、不安のまま判断せずに済みます。

なぜそう言えるのか

値上げをすると、値段は上がりますが、価格に敏感なお客様が離れて数(客数・販売数)が減る可能性があります。ここで大事なのは、売上そのものの増減ではなく、「値上げ後に、固定費と利益に充てられる金額(MQ)」が増えるか減るかです。私たちが値上げの相談を受けるときも、必ずこのMQベースで試算します。

数字の例(仮定による計算例)

現在、単価1万円・月100件・1件あたりの仕入れなどの費用が3,000円で販売しているケースを考えます。現在のMQ(固定費と利益に充てられる金額)は(10,000−3,000)×100=70万円です。ここで5%値上げ(単価10,500円)すると、1件あたりのMQは7,500円になります。現在のMQ70万円を維持するには700,000÷7,500=約93.3件、つまり94件以上が目安です。100件から6件減る、約6%の減少までであれば、現在のMQを維持できる計算になります。

判断時の注意点

  • 全商品・全顧客に一律で値上げする必要はなく、商品別・顧客別に判断する方が現実的です
  • 件数が減る割合は複数パターンで試算し、最悪のケースでも耐えられるかを確認します
  • 値上げの理由をお客様にどう伝えるかも、離れる割合に影響する重要な要素です

実際にはこんな支援をしています

  • 実際の販売データをもとに、値上げ幅と件数減少の「ここまでなら大丈夫」ラインを算出
  • 商品別・顧客セグメント別の値上げ優先順位を提案
  • 値上げの伝え方まで含めた実行支援

よくある相談

「何%までなら上げても大丈夫ですか?」というご質問が最も多いです。答えは会社ごとの費用構造次第なので、実際の数字を当てはめて一緒に計算しています。

こんな会社におすすめです

  • 値上げしたいが、お客様が離れるのが怖い
  • 原価や仕入れが上がっているのに、価格を据え置いている
  • 「なんとなくこのくらい」で値段を決めている

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